グレートインフルエンザ
グレート・インフルエンザ(The Great Influenza) ジョン・バリー著 平澤正夫訳 共同通信社刊
今日の朝、読み終えました。2005年に出版されたこの本、今年になって、ちくま文庫から上下2冊で再版されています。
約100年前、全世界で約1億人の死者を出した、スペイン風邪、それに関わった政治家や科学者の記録を中心に著者は、膨大な資料から7年の歳月をかけて著された大変な力作です。図書館にはもう15年以上も置いてある図書なので汚れているのではないかと思って借りたけれど、ほとんど読む人がなかったようで新品同然できれいな本でした。
現在のコロナ禍の時代、歴史家の著したパンデミックの記録を読むことはとても大切なことです。今も昔も人間の愚かさが・・・・。
さて、一昨日書店に行き、また、新しい本を数冊購入してきました。
近藤 誠著 「新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人」 小学館刊
一番最初に購入した「新型コロナとワクチンの秘密」の著者の最新刊です。
この人の本は前にも書いたように以前から数冊購入して読んでいます。今日はグレートインフルエンザを読み終わってから読み始めましたがすでに150ページまで読み進んでいます。表紙の見開きページには、
ワクチンは「みんなが打っているから、私も打とう」というようなあいまいな気持ちで打つようなものではありません。必要性、有効性、安全性、の3つの要素を検討し、熟慮の上で選択されることを望みます。
と著者は記しています。
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